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2012年6月18日の1件の投稿

啓太の一日 ( ラッセル車 )

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啓太達が通う 山沿いの通学路から望む眼下には 一本の単線鉄道が延びていた
プォ~ン
「 あっ、ラッセル車やっ!! 」ワー、ワー、ワーッ
子供達は大はしゃぎで ラッセル車に向って 手を振ると
ラッセル車は 子供達に応える様に プォ~ン、プォ~ンと警笛を鳴らし
雪煙を上げながら 力強く走り去ってゆく
勇作が口を開く「 かっこいいな~ 」
「 一度でええから あいつに乗ってみたいな~ 」
孝介が「 俺は 除雪車なら 乗った事あるで~ 」
「 孝介ん家の 黄色いやつの事か、」
「 やっぱ、赤いのが かっこいいんや 」
「 そやな~ 」「 そや、そや 」
「 孝介、おまえの とうちゃんに言って 除雪車、赤く塗って貰えっ 」
「 そんなん、むりや~ 」
赤い~♪ 赤い~♪ ラッセル車~♪
雄一が 妙な節を付けて 唄いながら
     すり足で長靴を雪の中に突っ込んでは 粉雪を跳ね上げながら 歩き出した
それに呼応するように 忽ち 子供たちの間でラッセル車遊びが ブームを迎える
啓太は 何時もの様に ガッポ、ガッポ、の大きな長靴の為 中々、雪を跳ね上げられない
しかしながら 気持ちは既にラッセル車である
「 シュッ、シュッ、プォ~ン 」と 呟きながら 皆の後を付いてゆく

 

 

 

 

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